配当金による整数株の再投資
支払いごとの固定配当、整数株の購入、残余現金を3年間モデル化し、最初の購入時期を推定します。
整数株の再投資の仕組み
固定株価、1回の支払いあたりの1株配当、開始時の株数、支払い頻度を入力します。各支払いの配当はその直前の保有株に対して計算します。利用可能な配当現金で、固定価格に応じて購入できる整数株を買います。
次の整数株を買うのに足りない現金はモデル内に残り、利息なしで次回の支払いに加算されます。新たに購入した株が配当収入に加わるのは次の支払いからです。予測表では3年間のすべての支払いを示し、支払い回数と経過月数を分けて表示します。
最初の購入時期は、次回の支払いが1区間経過後に届く前提です。初回購入までは保有株数と各回の収入は変わりません。必要な支払い回数を切り上げて月数に換算します。初回支払いで株を買える場合でも1区間待ちます。
これは整数株の購入と現金の繰り越しを仮定したモデルで、すべての配当再投資プランを再現するものではありません。実際のプランには端数株に対応するものもあります。実際の購入価格、適用条件、費用、税金、支払日はプランによって異なります。固定株価モデルでは配当支払いに伴う価格調整も考慮しません。
手順
- 固定購入価格、支払いごとの1株配当、開始時の株数、支払い頻度を入力します。
- 初回支払い、任意の追加現金、最初の購入時期を確認します。
- 各回の予測を追い、整数株の購入数と次回に繰り越される現金を確認します。
計算例
固定株価を150 JPY、1回の支払いあたりの1株配当を0.50 JPY、開始時の株数を100株、支払い頻度を四半期ごとにします。初回収入は50 JPYで、株は購入せず50 JPYが残ります。任意の追加額は100 JPYですが、予測には加算されません。
2回目の支払いで現金は100 JPYになります。3回目で150 JPYとなり、1株を購入して9か月目の残金はゼロです。4回目の収入は101 × 0.50 = 50.50 JPYです。四半期払いを12回行うと、36か月目に104株と残余現金9 JPYになります。現金を切り捨てないため、時期と予測の整合性が保たれます。
この計算機を使う場面
固定された支払いごとの配当と繰り越し現金が、明示した仮定のもとで整数株の購入にどう積み上がるかを確認します。
支払い表で単位と現金の扱いを確認します。実際のプラン条件、配当の不確実性、投資収益は個別に比較してください。
よくある解釈の誤り
年間配当や利回りの割合を、支払いごとの配当欄に入力しないでください。頻度を変えても、年間合計が同じになるよう金額が自動換算されることはありません。
支払い番号を月数と読み替えたり、追加額ゼロなら株を購入できると考えたり、株価変動を無視して固定配当現金をリスクのない利益とみなしたりしないでください。
支払いと残余現金の計算式
支払い収入 = 購入前の株数 × 支払いごとの1株配当
利用可能な現金 = 前回からの残余現金 + 今回の配当収入
購入する整数株 = floor(利用可能な現金 / 固定株価)
購入後の株数 = 購入前の株数 + 購入した整数株
残余現金 = 利用可能な現金 − 購入株数 × 固定価格
最初の購入までの月数 = ceil(固定価格 / 初回配当収入) × 支払い間隔の月数、収入が正の場合
初回の任意追加額 = ceil(初回配当収入 / 固定価格) × 固定価格 − 初回配当収入
年間支払い回数は12回、4回、1回のいずれかで、支払い間隔は1か月、3か月、12か月です。任意の追加額は初回購入を切り上げる金額を示すだけで、実際には追加されません。初回収入がゼロの場合、購入までの有限な期間はありません。整数株の購入数はモデルの現金額と価格を十進数で割って求め、金額の丸めは表示時にだけ行います。購入数と合計株数は対応する数値範囲内である必要があります。
対象範囲と制限
株価と支払いごとの配当は固定の仮定であり、実際の相場や配当予測ではありません。減配や増配、株価変動、配当落ちに伴う価格調整、税金、手数料、現金利息、追加の端数株購入、実際の支払い条件、外部からの入金は考慮しません。総合投資収益を計算せず、証券会社の注文執行も再現せず、再投資を推奨しません。3年間の行は仮定上の定期支払いです。対応する数値範囲を超える購入数、合計株数、予測は表示しません。
用語
- 1回の支払いあたりの配当
- 税金や費用を差し引く前に、モデル上の各支払いで既存の1株あたりに分配されると仮定した現金。
- 繰り越される配当現金
- 整数株購入後に使われなかった配当金で、利息なしで次回の支払いに繰り越されます。
- 最初の購入時期
- 初回支払いが1区間経過後に届く前提で、累積配当が初めて整数株を買えるまでの仮定上の月数。
関連する比較
取得原価利回りは年間配当を取得時と現在の価格に対して比較します。このツールは支払いごとの配当と整数株購入の現金の動きを扱い、投資の総合利回りは計算しません。
複利貯蓄モデルでは小数単位の成長や利息を仮定できます。ここでは整数株の購入だけが将来の配当収入を変え、残余現金には利息が付きません。
よくある質問
入力する配当は年間額ですか、それとも1回の支払い額ですか?
1回の支払いあたりの1株配当です。四半期ごとの0.50は、年間0.50を4分割するのではなく、1回0.50の支払いが年4回あるという意味です。同じ金額のまま頻度を変えると、年間配当の前提が変わります。
整数株を買えない現金はどうなりますか?
利息なしで保有され、次回の配当に加算されます。予測では現金を切り捨てません。そのため、最初の購入までの待ち時間はモデル上の現金残高と一致します。
1回の支払いで買えるのに、なぜ最初の購入まで時間がかかりますか?
時系列は初回支払いより前から始まり、支払いは月、四半期、年のいずれかの区間が丸ごと経過した後に届きます。今日すでに受け取った現金や、確定した次回支払日を示すモデルではありません。
任意の追加額がゼロなら株を買えますか?
いいえ。初回支払いで計算された購入株数がすでに整数であることを示します。配当がゼロで購入株数もゼロの場合も含まれます。整数株数と購入時期をそれぞれ確認してください。追加額は予測の支払いに加算されません。
これは証券会社の配当再投資プランと同じですか?
必ずしも同じではありません。このモデルは整数株だけを購入し、使わない現金を繰り越します。実際のプランは端数株を購入したり、異なる時期、価格、適用条件、費用を使ったりすることがあります。実際の取引と比べる前にプランの条件を確認してください。
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