株式平均取得価格計算ツール
株を買い増した後の加重平均取得価格を計算し、元の平均価格と比較します。
価格はJPYで入力してください。通貨換算は行いません。
計算の仕組み
平均を下げるとは、保有中の株の平均価格より低い価格で同じ株を買い増すことです。合計の平均は追加購入価格に近づきます。元の平均より高い価格で買うと、合計の平均は上がります。
各株数に対応する平均価格または購入価格を掛けて取得額を求め、合計してから合計株数で割ります。これは入力したシナリオの計算であり、株価回復の予測ではありません。
変化率は新しい加重平均を元の平均と比較します。正の値は新しい平均が低いことを示し、負の値は高いことを示します。元の平均価格が0の場合、変化率は定義されません。
株数や価格を変えてシナリオを比較できます。価格0も計算上の入力として扱いますが、実際に取引できる価格とは限りません。
手順
- 保有中の株数と、1株あたりの平均取得価格を入力します。
- 追加する株数と想定購入価格を入力します。
- 合計株数、モデル上の取得額、加重平均取得価格、元の平均に対する符号付き変化を確認します。
計算例
平均取得価格が1株50 JPYの株を100株保有し、1株30 JPYで100株を追加するとします。価格はすべて1株あたりのJPYです。
合計は200株、モデル上の取得額は8,000 JPY、加重平均取得価格は1株40 JPYです。この平均は元の50 JPYより20%低くなります。
この計算が役立つ場面
追加購入によって既存ポジションの算術平均価格がどのように変わるかを確認できます。
株数と購入価格の比較に使えます。銘柄の適合性や購入すべきかどうかは判断しません。
入力時の確認事項
元の平均価格が入力した保有株に対応していること、追加価格が同じ通貨と1株単位であることを確認してください。古い価格や単位の違いは結果を変えます。
加重平均が下がっても、元の投資損失がなくなるわけではなく、将来の損失も限定されません。合計株数とモデル上の取得額も確認してください。
計算式
合計取得額 = (元の株数 × 元の平均価格) + (追加株数 × 追加購入価格)
合計株数 = 元の株数 + 追加株数
新しい加重平均価格 = 合計取得額 ÷ 合計株数
元の平均からの変化率(%) = (元の平均価格 − 新しい加重平均価格) ÷ 元の平均価格 × 100
合計株数が0の場合、加重平均は定義されません。元の平均価格が0の場合、変化率は定義されません。入力値は計算前に丸めません。
制限と前提
2つの株数は同じ銘柄と株式単位を指し、価格は表示通貨で入力してください。手数料、税金、株式分割などの企業行動、売却ロットの選択は含みません。加重平均が税務申告で使う取得価額と一致するとは限りません。市場価格は取得しません。
用語
- 元の平均取得価格
- 元の株式の取得額合計を株数で割った値です。株数が0より大きい場合に定義されます。
- 加重平均取得価格
- 元の保有分と追加分を合わせたモデル上の取得額を、合計株数で割った値です。
- ポジション平均と取得ロット
- このツールが表示する加重平均です。税務記録ではロットごとに管理され、適用される地域の規則も関係します。
関連する計算
ポジションサイズ計算ツールでは取引数量を検討できます。リスクリワード計算ツールでは、入力した前提に基づいて利益幅と損失幅を比較できます。
この加重平均は税務上の取得ロット記録ではありません。売却時は証券会社のロット情報を確認し、資産配分の目標を比べる場合はリバランス計算ツールを利用してください。
よくある質問
新しい平均価格はどのように計算されますか。
元の株のモデル上の取得額と追加購入分の取得額を合計し、合計株数で割ります。上の例では簡単な数値で手順を示しています。
結果が元の平均より高くなることはありますか。
あります。追加購入価格が元の平均を上回ると、合計の加重平均も上がります。新しい平均の方が高いため、変化率は負になります。
平均を下げれば損失を取り戻せますか。
いいえ。この計算は入力した株数と価格を組み合わせるだけです。将来の株価を予測したり、ポジションの回復を保証したりしません。
この加重平均は税務上の取得価額ですか。
必ずしもそうではありません。画面では入力値を1つの平均にまとめます。申告や売却時の計算はロット、口座、適用される規則によって異なる場合があります。証券会社の記録や税務の専門家に確認してください。
手数料や税金は含まれますか。
含まれません。株数と価格だけを使います。委託手数料、売買価格差、税金などの取引費用は計算外です。
関連ツール
ポジションサイズ計算ツールは予定する取引数量を検討します。リスクリワード計算ツールは利益幅と損失幅の前提を比較します。リバランス計算ツールはポートフォリオの比率を目標と比較します。