フリーランス料金計算
所得目標、経費、選択した準備率、請求可能時間から、必要な総売上と時間単価を試算します。
料金試算の仕組み
準備額と経費を差し引いた後に必要な年間所得、年間事業経費、準備率を入力します。準備率は総売上に適用するもので、税法に基づいて計算するものではありません。
週の総労働時間と事務時間、年間の休暇週数を入力します。事務時間と休暇を除いた時間はすべて請求可能として扱います。日額は8時間の請求を前提とします。
総売上、準備額、年間請求可能時間、時間単価と日額、稼働率、別枠の70%比較額を確認します。入力を1つ変更して、別の前提を比較できます。
結果は料金シナリオとして利用してください。市場価格、顧客需要、実際の税額、また特定の料金が仕事に適しているかを判定するものではありません。
手順
- 所得目標、年間経費、総売上に対する準備率を入力します。
- 週の総時間と事務時間、休暇週数を入力します。
- 前提に基づく料金と稼働可能時間を確認します。
計算例
希望する年間所得をJPY 60,000、年間事業経費をJPY 12,000、総売上に対する準備率を25%、週の総労働時間を40時間、週の事務時間を10時間、休暇を年4週間として入力します。
試算結果は年間請求可能時間1,440時間、総売上JPY 96,000、準備額JPY 24,000です。必要な時間単価は請求可能時間1時間あたりJPY 66.67、請求可能な8時間あたりJPY 533.33です。稼働率は75%です。別枠の参考比較額はJPY 67,200で、総売上の70%に当たります。
この計算を使う場面
所得目標、経費、準備率、請求可能時間を設定して、必要な総売上と時間単価を試算するときに利用してください。
前提を1つ変えてシナリオを比較できます。実際の税負担、顧客への料金、入金時期については、それぞれに合った情報を確認してください。
よくある解釈の誤り
総売上に対する準備額を納税額と解釈しないでください。利用者が選ぶ計画額を総売上に適用するもので、税制は反映していません。
実際の仕事で、利用可能な時間がすべて請求可能になるとは限りません。この試算では、事務作業と休暇以外の週の時間をすべて請求できると仮定します。
数式と前提
年間請求可能時間 = (週の総労働時間 − 週の事務時間) × (52 − 休暇週数)
総売上 = (希望年間所得 + 年間事業経費) ÷ (1 − 準備率)
準備額 = 総売上 × 準備率
時間単価 = 総売上 ÷ 年間請求可能時間
日額 = 時間単価 × 請求可能な8時間
稼働率 = (週の総労働時間 − 週の事務時間) ÷ 週の総労働時間 × 100%
参考比較額 = 総売上 × 70%
準備率の小数は、入力したパーセントを100で割った値です。総売上のうち利用者が選ぶ割合であり、各国の税制に基づく税率ではありません。入力経費は目標額に含めますが、税務上の控除ルールには従いません。年間請求可能時間が0の場合、料金は表示できません。
対象範囲と制限
年間経費は所得目標と合わせて賄う金額として扱い、その後に選択した割合を総売上から準備額として確保します。課税所得、経費の控除可否、税率区分、社会保険料、保険、支払い遅延、顧客需要は計算しません。実際の税務上の扱いは適用される規則や個別の状況によって異なります。事務作業と休暇以外の時間はすべて請求可能とみなします。8時間の日額と70%比較は固定の前提です。通貨換算は行いません。無効な計算や対応する数値範囲外の結果は表示されません。
用語
- 総売上
- 選択した割合を準備額として確保した後、希望所得と入力経費を賄うために必要な年間金額の試算です。
- 請求可能時間
- 事務作業後の週あたり時間に、入力した休暇期間以外の週数を掛けた時間です。
- 稼働率
- 事務作業後に残る週の総時間の割合です。顧客がその時間を購入することを示すものではありません。
関連する計算
月ごとの資金需要も比較したい場合は、この料金モデルを資金繰り計算と併用してください。各ツールは異なる入力を使い、別の問いに答えます。
関連する事業用ツールでは、損益分岐点や顧客獲得を別々に分析できます。それらの結果は、この料金計算には含まれません。
よくある質問
時間単価はどのように計算しますか。
試算した総売上を年間請求可能時間で割ります。総売上は、希望所得と年間経費の合計を、1から選択した準備率を引いた値で割って求めます。税額計算ではなく、計画用の試算です。
年間請求可能時間はどう推定しますか。
週あたりの請求可能時間に、52から休暇週数を引いた数を掛けます。まず週の総時間から事務時間を差し引きます。残りの時間はすべて請求可能な稼働時間として扱います。
この準備額で実際の税金を推定できますか。
選択した割合を総売上に対する準備額として適用します。準備額と入力経費を差し引いた後に希望所得が残るよう、必要な総売上を逆算します。納税額は計算しません。
ここでの稼働率とは何ですか。
事務作業後の週あたり時間を、週の総時間で割って求めます。この計算での稼働率は、事務作業を除いた週の時間の割合です。
70%の比較額は何を示しますか。
比較額は試算した総売上のちょうど70%です。固定の参考値であり、従業員の給与、福利厚生、同等の報酬を推定するものではありません。
関連ツール
資金繰りツールでは、利用可能な資金と月ごとの支出を比較できます。損益分岐点ツールは収益と費用について別の問いに答えます。どちらもこの計算の入力値を変更しません。