portfolios.tools

シャープ・ソルティノ比率計算機

年率値または期間リターンからシャープとソルティノを計算し、頻度と無リスク金利の前提を明示します。

シャープ・ソルティノ比率計算機
モード

リターン、金利、偏差はパーセントポイントで入力します。12%なら0.12ではなく12と入力します。

計算結果

年率値または期間リターンからシャープとソルティノを計算し、頻度と無リスク金利の前提を明示します。

使い方

年率値には簡易モード、期間リターン系列には詳細モードを選びます。簡易モードでは年率リターン、年率無リスク金利、総ボラティリティ、分かる場合は年率下方偏差を入力します。12%、4%、15%、10%ならシャープは約0.5333、ソルティノは0.8です。

詳細モードではパーセントポイントで2個以上のリターンを入力し、日次、月次、年次を選びます。年率無リスク金利を等価な期間金利に換算し、算術平均、標本ボラティリティ、下方偏差、各比率を計算します。

詳細モードでは算術超過リターンに年間期間数を掛けて年率換算します。ボラティリティと下方偏差にはその平方根を掛けます。目標を上回るリターンは下方偏差でゼロとして扱いますが、分母には全観測を含めます。

比率は観測値の並び順に依存しません。暦日を推定せず、別々の系列で定義や観測期間が比較可能かも検証しません。比較前に確認してください。

手順

  1. モードを選び、対応する値を入力します。
  2. パーセントポイントを使い、系列の頻度を選びます。
  3. 各比率、シャープの数値範囲、前提を確認します。

計算例

簡易モードで年率リターン12%、年率無リスク金利4%、年率総ボラティリティ15%、年率下方偏差10%を入力します。4つの値はすべてパーセントポイントです。

超過リターンは8ポイントです。シャープは8 ÷ 15で約0.5333、ソルティノは8 ÷ 10で0.8です。詳細モードで年次頻度、無リスク金利0%、年次系列−1%、1%、3%を使うと、平均リターン1%、標本ボラティリティ2%、下方偏差約0.5774%、シャープ0.5、ソルティノ約1.7321になります。

使う場面

期間と無リスク金利の前提がそろっているとき、総変動または下方変動に対する超過リターンの要約に使います。

比率だけでなく、リターン系列、観測期間、最大ドローダウン、比率が捉えないリスクの指標も確認してください。

よくある入力ミス

2%のリターンに0.02を入力すると尺度が100分の1になります。パーセントポイントでは2と入力します。選択した頻度が観測値に合っているか確認してください。

観測期間、リターン定義、無リスク金利が異なると比率を比較できない場合があります。差を解釈する前に条件をそろえてください。

計算式と前提

期間超過リターンᵢ = 期間リターンᵢ − 期間無リスク金利

シャープ = 年率算術平均超過リターン ÷ 年率標本標準偏差

年率標本標準偏差 = 期間超過リターンの標本標準偏差 × √年間期間数

下方偏差 = √(Σ min(0, 超過リターンᵢ)² ÷ n) × √年間期間数

ソルティノ = 年率算術平均超過リターン ÷ 下方偏差

簡易モードは年率パーセント値を使います。詳細モードは複利換算で年率無リスク金利を等価な期間金利に変換します。幾何平均成長率ではなく算術平均を年率換算します。総ボラティリティはn−1の標本標準偏差を使い、下方偏差は無リスク金利を目標として全n観測を使います。分母がゼロの場合、該当する比率は定義されません。

制約と前提

比率は入力された観測値と前提を要約します。流動性、集中度、レバレッジ、税、系列相関、変動するボラティリティ、極端な損失の全容は表しません。詳細モードは選択した頻度で算術平均を年率換算しますが、日付推定や観測値の比較可能性の検証はしません。短い系列や特殊な標本では値が不安定になることがあります。分母がゼロなら該当する比率は定義されません。

用語集

シャープレシオ
年率超過リターンを年率総ボラティリティで割った値です。標準偏差は上下両方向の変動を表します。
ソルティノレシオ
年率超過リターンを無リスク目標を下回る下方偏差で割った値です。詳細モードでは全観測を分母に含めます。
頻度と年率換算
選択した日次、月次、年次頻度が年率換算係数と年率無リスク金利の換算を決めます。

関連指標との比較

最大ドローダウンはピークからの損失を測り、ポートフォリオベータは市場変動への感応度を表します。リターンをボラティリティで割る比率とは異なる問いに答える指標です。

各比率とともにリターン系列と前提を確認してください。単一の数値では、利益と損失の発生時期や全体の形は分かりません。

よくある質問

シャープレシオはどう計算しますか?

シャープは超過リターンを総ボラティリティで割ります。簡易モードでは、年率ポートフォリオリターンから年率無リスク金利を引いた値が超過リターンです。詳細モードでは、期間ごとの算術平均超過リターンを年率換算し、年率標本標準偏差で割ります。この比率は入力値の説明であり、予測や適合性の判定ではありません。

ソルティノレシオとの違いは何ですか?

ソルティノは同じ年率超過リターンを下方偏差で割ります。簡易モードでは年率下方偏差を別に入力します。詳細モードでは負の超過リターンを二乗し、無リスク目標を上回る値をゼロとして、全観測の平均を取ります。下方偏差がゼロならソルティノは定義できません。

シャープの範囲は何を示しますか?

固定範囲は3以上、2以上3未満、1以上2未満、1未満です。シャープの値を数値で分類します。普遍的な基準や成績評価ではなく、戦略の適合性を示すものでもありません。

詳細モードで系列をどう入力しますか?

詳細モードでは各リターンをパーセントポイントで入力します。1は1%であり、0.01%ではありません。カンマ、空白、改行で区切ります。頻度は日次252回、月次12回、年次1回を1年あたりとして扱います。

リターンとボラティリティはどう年率換算されますか?

詳細モードは年率無リスク金利を複利換算で等価な期間金利にします。算術平均、n−1を使う標本ボラティリティ、n個すべての観測を使う下方偏差を計算します。算術超過リターンは期間数で、偏差はその平方根で年率換算します。

関連ツール

最大ドローダウンはピークからの損失を測り、ポートフォリオベータは市場リターンへの感応度を示します。シャープやソルティノとは異なる情報を補います。